音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
05« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.»07
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2008/10/19 [Sun] 21:35:30 » E d i t
恩田陸先生の「常野物語」シリーズって本当に素敵な物語です。
今回、時間がかかりましたがその第一連作短編集である、「光の帝国」を再読しました。
でも前回すべて読んだ記憶がないということは途中で挫折したということなんでしょうね。
後半の物語を読んだ記憶が皆無ですから。

短編で一話一話独立して読んでも違和感がないのですが、連作なのですべてつながっているんですね。この短編に出てきた主人公がこの物語にも登場、というわけで楽しむことが出来ます。シリーズの楽しみってそういうところにあるんですよね。

ここで常野物語のことを少々。

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

この物語の前史である「蒲公英草紙」もいい物語ですのでぜひお読みいただければと思います。ちょうどこの六月に上京した時、往復新幹線車中で読んだのですが、物語のクライマックスを読んでいる時、車窓から夕日が差し込んできたあの瞬間が忘れられません。「光の帝国」でも書かれていますが、あの瞬間のことをこれからの人生において何度となく思い出すことになるのだろうと思います。多分、あの瞬間がボクの中で永遠になった、ということなんでしょう。

現在このシリーズは三冊刊行されていますが、これからも恩田さんのライフワークのひとつとして書き続けていくということ。これからが楽しみです。
個人的に早く、矢田部亜希子の活躍する物語が読みたいですね。なんというか七瀬ふたたびの主人公である七瀬のイメージがあるんですね。似たエピソードもありますし。

そんなわけでこの2週間ほどいい状態ではなかったのですが、この物語を読むことが出来て少しだけゆっくりしている自分がいます。物語で救われることも、時にはあるんですね。
スポンサーサイト

テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌

書籍 *  TB: 0  *  CM: 4  * top △ 
コメント
この記事へのコメント
私も読みましたよ、蒲公英に続いて光の帝国。

>あの瞬間のことをこれからの人生において何度となく思い出すことになるのだろう
>あの瞬間がボクの中で永遠になった

こういう感覚にみちているんですよね。常野シリーズ。
生きているということは、意味深くて輝かしいものなのだ、と改めて気付かされる気がします。
そしてこっそり、私も常野一族なんじゃない?
ひょっとして遠耳?遠目?飛べるんじゃないの??
なんて本気でドキドキしてしまうのって私だけかしら。
2008/10/20 Mon 10:37:33
URL | ユリ #-[ 編集 ]
>私も読みましたよ、
ユリさん

読まれましたか、光の帝国。
蒲公英もよかったですけれど、光の帝国もいいですよね。ボクは筒井康隆の「七瀬ふたたび」とつい比較してしまうんですよね。でもあの作品と違ってラストはきっと希望溢れる終わり方をするのではないかと勝手に思い込んでいるんです。あの一族の行く先が悲劇に終わりませんように、今から祈っていたりして。

いずれにしろ東北の雰囲気があちこちにあふれている作品でもあります。分かる、この雰囲気。という瞬間が何度かあるんですよね。その雰囲気、というか感覚というのは言葉では伝えられないものなのが惜しいですけれど。

もし一族だったら自分は何だろう。多分一族じゃなくて理解している一般の人、というような位置づけなんだろうなあ、きっと。

恩田作品。
また読んでみよう。
2008/10/21 Tue 20:46:30
URL | 未来派1983 #x9/xA2t2[ 編集 ]
こんにちは、YO-SHIといいます。読書ブログやってます。

わたしも、「光の帝国」をしばらく前に読みました。
「蒲公英草紙」も、その後で読みました。
亜希子に目覚めた能力は常野でもず抜けているようで、
彼女が何をしてくれるのか、楽しみですね。
 
2008/10/22 Wed 12:56:16
URL | YO-SHI #DvI991tw[ 編集 ]
>こんにちは
YO-SHIさん

恩田さんの作品って読書家にとってどういう位置づけなんでしょうね。ちょっと知りたいなあ。宮部みゆきさんというところかな。それとも加納朋子さんかな。

いずれにしろ亜希子の活躍が描かれるであろういつか発売される常野物語が楽しみです。

光の帝国では「国道を降りて…」「黒い塔」「光の帝国」あたりが好きですね。いかがですか。
2008/10/22 Wed 20:57:36
URL | 未来派1983 #x9/xA2t2[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://harmoniodeon83.blog39.fc2.com/tb.php/574-cd281ff0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。