音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
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2008/07/08 [Tue] 23:59:02 » E d i t
ふとした偶然から昔、FM番組を録音したカセットテープを聴いた。

時々過去に記録した音源や映像を見たくなる時があるが、そんな時に身近に資料があると本当に便利。思いついたらすぐに探しだせる喜び。もっともそれだからモノがたまっていくわけだが。

この春の大貫妙子NHK-FMライヴ発掘といい、われながらモノ持ちがいい、と再認識したという話はまた別の話。

さて今回聴いたのは飯島真理「FMレコパル音の仲間たち」。
放送日は1986年1月12日と記録している。
この回には高橋幸宏がゲストとして登場、例によって甘いトークを展開している。
お二人の声も若い。

放送の中で一番印象深いのは飯島真理がロンドンレコーディングをした時のロンドンの雰囲気のこと。高橋幸宏もレコーディングでロンドンを訪ねている経験から、曇りが多いロンドンでしか出せない音があって好みである、というような話をして、飯島真理も同感している。

確かにその時期に彼女が初めてロンドンで録音した「KIMONO-STEREO」の音は堅く、ボクが好きな音でその後の飯島音楽に大いに期待したのだったが、この作品以降、飯島真理はアメリカ西海岸の香りを持った作品を作り出し、自身もアメリカへと移住してしまうのだ。

アーティストの嗜好が変化していくのは仕方がないことだが、堅い音が好みだったボクはとても残念だった思い出がある。同時にそれ以降、少しずつ彼女の音楽から離れていくのだけれど。

そんな印象深いエピソードの回である。

音楽はその時代の雰囲気をそのまま封印しているが、テレビやラジオ番組はそれ以上に時代というものを感じさせてくれる。
このテープに収録されていた当時のCM。覚えていなかったのだけれど、懐かしい気持ちになることができた。
放送内容や曲自体は忘れているのに、確かにあの頃のボクが、この放送を聴いていた時期の僕自身の姿が見える。今まで忘れていたそんな記憶の断片が鮮明に蘇ってくる。

今まで様々なメディア再生機が登場しては消えていったのだが、例えソフトがなくなったとしてもハード自体は残しておくべき、と実感したところ。特に今回のような場合、カセットデッキがなければ音すら聞くこと出来なかったのだから。

例えば映像について考えてみる。
今はブルーレイに移行していて、所有しているブルーレイレコーダーでは一応DVDも再生できる。
鳴り物入りで登場したブルーレイ対抗馬HD-DVDソフトはHD-DVDでしか、再生することが出来ない。それはレーザーディスクというDVD出現以前の映像再生機も同じ。

幸いHD-DVDもレーザーディスクも再生する機器をかろうじて所有しているが、これも故障してしまえばそこまで。再生機が壊れた場合二度と再生することが出来なくなるのだ。中古機器を購入しない限り永遠に鑑賞する機会はなくなる。
もっとも新しいメディア再生機は確実に出現するわけで市販ソフトは繰り返し再販されるから、あまり心配はしていない。

問題は自分で録画したテレビ番組やFMライヴもの。これは放送を前提に製作されているためパッケージソフト化されることはまずありえない。一つのメディアが別のメディアに移行した場合、新しいメディアへそれらをコンバートしない限り、鑑賞することは出来なくなる。

そんなわけでビデオデッキもカセットデッキも捨てることが出来ないでいる。
今回のような偶然からいつ再生する機会が訪れないとも限らないから。
そしてそういう機会が必ずやってくるから。
その一度のために機器を捨てることが出来ないのだ。

次はレコードプレーヤーを狙っている。
自宅にもCD時代以前に購入した何十枚かのレコードはあるのだが鑑賞することがかなわない。
中古レコード店に行くと大量に並んでいるけれどいつも購入を躊躇するレコード。
もちろんCDと比較した場合、音質の問題があるわけだが、いまだにCD化されていない音源は山ほどあり、音質云々ではなくてそれらを聴きたいという欲もあるのだ。
特にエキゾ、スペースものなどモンド的なサウンドはアナログレコードでしか聴けないものが数多いのだ。

ただしレコードプレーヤーを購入した瞬間にまたコレクションが増えるのが目に見える。
果たして数万円の投資がボクに何を届けてくれることになるのか、楽しみである。
もっともレコードプレーヤーなど買わなければそんな話も生まれるはずがないのだが。

そんな飯島+高橋ラジオ対談から波及した話である。

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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

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コメント
この記事へのコメント
内容は全く覚えてないんだけど、しっかり録音して何度も聴いた記憶があります。うれしいなあ。
まさかここで20年以上前の大事な思い出と出会えるなんて、思いもしませんでしたよ。未来派さんありがと。
あの時、幸宏さんがリクエストした「ミッドナイト・オアシス」は誰の曲なのでしょうか。何故か印象が深いのです。

物持ちも悪く、離れたものには執着しないのですが、本当に願ったものには、最良の形できっといつかまためぐり合えるもの、と楽観的に信じている私です。
ほらね~、こんな風にして。
…と、未来派さんの長年の努力に心から感服&感謝しているのでした!

2008/07/09 Wed 23:41:42
URL | ユリ #-[ 編集 ]
>内容は全く覚えてないんだけど
ユリさん

お聴きになっていましたか。
その曲が確かに7曲目に放送されてます。
その番組で間違いないでしょう。
飯島真理さんのイメージで選んだそうです。
でも本当は自分が久しぶりに聴きたかったみたい。

アーティストはマリア・マルダーさんが正解です。
放送では「ミッドナイト・オアシス」って幸宏さんは言ってましたが、「ミッドナイト・アット・ジ・オアシス」が正解なのかな。よく分かりません。

二十年以上の歳月を経てここで喜んでもらえるなんて素敵ですね。テープ保管しててよかったなあ。まだまだ色々あるんだよね。なんだか聴き返してみたくなっちゃったなあ。
2008/07/10 Thu 00:01:25
URL | 未来派1983 #x9/xA2t2[ 編集 ]
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