音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
06« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»08
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2008/05/21 [Wed] 22:37:12 » E d i t
ここまで主人公に親近感を覚えなかった作品も珍しい。
物語の出来云々ということではなく主人公そのものの生き方について。

残念ながら僕には主人公のような生き方は出来ないし、したくもないと思う。
なぜ二人の女性が彼に惹かれたのか、残念ながら僕には理解できなかった。

優しさ?
本当に?。

彼が愛していたのは他ならない自分だけではなかったか。
物語の最後まで理解できなかった主人公に対して、
唯一理解できたのは、多分このことだけ。

物語の結末はここには書かないがあまりに残酷である。
主人公にではなく、この二人の女性にとって。

いや、正確には二人のうちの一人、由香にとって。
物語ではあるのだが、あまりに過酷すぎる。
彼女のためになら僕は涙を流してもいいとさえ思う。

この作品のメイン読者は女性を想定しているとは思うのだが、
女性から見てこの作品の主人公はどうなんだろうか。
ぜひとも感想を聞いてみたいものだ。

さてこの作品に好きな文章がいくつかあったので紹介しておきたい。

時間は容赦なく際限なく流れ続けている。
凍りついたようにかじかんだ手を、大きなだるまストーブにかざして温めた、あの幸せな少年時代に戻れないように、二人で思いを告げあったつい先ほどの青い馬の絵の前の時間にさえ、もう戻ることはできないのだ。
そうやって僕らは歳を重ねていく。
誰もそれを止めることはできない。

それから

重要なこと。
それは彼女が発した言葉が自分の行動に影響を与えることなのである。
何かの価値観を変え、何かとの関わり方を変えていく。
影響を与え合うこと。
それが人と人とが愛し、付き合っていく意味の総てといってもいいのではないだろうか。

特に後者については全く同感と言っていい。
影響を与えあわない恋愛などありはしないし、
その影響が強ければ強いほどその恋愛は激しいものになるような気がする。

時間は元に戻らない。
だとしたら……。
スポンサーサイト

テーマ:文学・小説 - ジャンル:小説・文学

書籍 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://harmoniodeon83.blog39.fc2.com/tb.php/450-632870a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。