音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
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2008/10/19 [Sun] 21:35:30 » E d i t
恩田陸先生の「常野物語」シリーズって本当に素敵な物語です。
今回、時間がかかりましたがその第一連作短編集である、「光の帝国」を再読しました。
でも前回すべて読んだ記憶がないということは途中で挫折したということなんでしょうね。
後半の物語を読んだ記憶が皆無ですから。

短編で一話一話独立して読んでも違和感がないのですが、連作なのですべてつながっているんですね。この短編に出てきた主人公がこの物語にも登場、というわけで楽しむことが出来ます。シリーズの楽しみってそういうところにあるんですよね。

ここで常野物語のことを少々。

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

この物語の前史である「蒲公英草紙」もいい物語ですのでぜひお読みいただければと思います。ちょうどこの六月に上京した時、往復新幹線車中で読んだのですが、物語のクライマックスを読んでいる時、車窓から夕日が差し込んできたあの瞬間が忘れられません。「光の帝国」でも書かれていますが、あの瞬間のことをこれからの人生において何度となく思い出すことになるのだろうと思います。多分、あの瞬間がボクの中で永遠になった、ということなんでしょう。

現在このシリーズは三冊刊行されていますが、これからも恩田さんのライフワークのひとつとして書き続けていくということ。これからが楽しみです。
個人的に早く、矢田部亜希子の活躍する物語が読みたいですね。なんというか七瀬ふたたびの主人公である七瀬のイメージがあるんですね。似たエピソードもありますし。

そんなわけでこの2週間ほどいい状態ではなかったのですが、この物語を読むことが出来て少しだけゆっくりしている自分がいます。物語で救われることも、時にはあるんですね。
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テーマ:こんな本を読んだ - ジャンル:本・雑誌

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