音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
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2008/06/30 [Mon] 22:38:22 » E d i t
6月29日にNHK衛星ハイヴィジョン放送で「王立宇宙軍~オネアミスの翼」が放送されました。

ご存知の方はご存知でしょうが、音楽監督が坂本龍一、アニメーション製作がガイナックスというありえない組み合わせに、両方のファンだった僕はかなり喜んだ記憶があります。たくさんアニメーション作品は製作され続けていますが、今も好きな作品のひとつです。

ガイナックス。
なんといっても「新世紀エヴァンゲリオン」が代表的な作品なのですが、この時のガイナックスはなんとこれが初めてのプロ作品。しかも全国公開劇場用作品を作ったのですから驚かずにはいられません。

特に新世紀エヴァンゲリオンの監督である庵野秀明、日本沈没、ローレライの監督樋口真嗣という二大映像作家を生み出した映像集団というだけでもガイナックスのすごさが分かるのではないでしょうか。もちろんこの二人もこの「王立宇宙軍~オネアミスの翼」に参加しています。

作品をご覧になった方は思い出してほしいのですが、クライマックスのロケット打ち上げシーンでは庵野秀明のスペシャルアニメーションエフェクト映像が堪能しただけでもこの作品の熱さが感じられるのではないでしょうか。

さて音楽です。
坂本龍一、上野耕路、野見祐二、窪田晴男によるチームで音楽を製作しています。
坂本龍一がプロトタイプ四曲を制作し、あとの三人がその曲のイメージで曲を制作するという「子猫物語」方式をとっています。結果的に全編坂本龍一という雰囲気が維持出来ているわけで、いかにこの方法が正解だったかというわけです。

改めて映像と音楽を昨日堪能したのですが、あまりの融合に驚きました。当時、ミスマッチがテーマと坂本さんが語っていたのですが、全くそんなことは感じられません。音楽も映像も暴走した結果、妙に統一した世界観をかもし出しています。

絵は作画担当者毎の個性が出ていて、このシーンは窪岡さんだ、庵野さんだ、貞本義行さんだと分かるところがまたこの作品の特徴なんでしょう。全員が若く情熱に溢れていた、ということなんですから。時々そういう若さが暴走した作品に出会うことがありますが、この作品もその種の作品だということなんでしょう。

そんなわけで久しぶりに「オネアミスの翼~王立宇宙軍」サウンドトラックを聴いています。
当時はオネアミスの翼がメインタイトルだったのでした。
さらに準備稿では「リイクニの翼」でしたが。

当時かなり好きなアルバムで、1987年発売アルバムベスト3に選んだような気がします。
MIDIレコードは本当に勢いがありました。売り上げ云々ということではなくてアーティストパワーが、という意味ですけれど。

サウンドトラックをお持ちの方はいらっしゃるでしょうか。
僕が好きな曲ベスト3は発売当時とあまり変化していないと思うのですが、
「歌曲アニャモ」
「最終段階」
「FADE」というところです。
どの曲もこの作品がなければ生まれることがなかったであろう作品ばかりです。

アルバムに坂本さんが提供したいくつかの曲は「未来派野郎」と「NEOGEO」の中間、ちょうど「ラストエンペラー」の時期ということもあり、かなり好きな音だったりします。そろそろこのCDもリマスター作業でもして高音質で聴きたいものです。

この映画から二十年。
聴いている音楽も当時から聴いているものばかり。
常に聴く音楽家やジャンルなど種類は増える一方です。
でも、豊かな気持ちでいられるという気がして、そんな生活も気に入っているのでした。
もし強制的に当時に戻ったとしたらやはり同じような生き方をしているだろうと思います。

そんな「王立宇宙軍~オネアミスの翼」でした。

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テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

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