音楽的生活1983-2008
音楽ってCDを聴いたり、ライブやコンサートに行くだけではなくて、日常生活でも音楽的なものってあるはず。 このページではそんな音楽的な出来事を紹介していきます。
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2009/02/17 [Tue] 23:55:16 » E d i t
少しだけ気分が落ち着いたので少しだけ本を。
といっても新刊ではなく何度も読んだ本で、おなじみの池澤夏樹作品「スティル・ライフ」です。
何度読んでも自分のために書かれた作品という気がしますね。
こんなに欲がない物語でいいのだろうか、とも思いますし。

それにしても初めて読んでからもう二十年が経過したというのに、ボクはこの物語の「ぼく」や「佐々井」のようにはなれませんね。こういう人間関係も築けそうにもないですし。

こんな同性の友人が欲しいものです。
いや、そういう友人を得たとしても結局反発してしまうかもしれませんね。
ボクはどこまでいってもボクであり、自分の殻を破ることが出来そうにないですから。
きっとその殻は人よりずっと堅く厚いような気がします。

その勢いで、古川日出男短編集「gift」から「ぼくは音楽を聞きながら死ぬ」を。
これも何度も何度も読んだ物語ですね。
十五枚程度の作品で10分もあれば読み終えてしまうのですが、この物語は音楽に溢れています。池澤夏樹「帰ってきた男」の系統ですね。熱くなく静かで静謐さに溢れている、そんな音楽、いや音物語とでもいうような作品。

新しい物語を濫読するのもいいですが、何度も読んだ物語を再読するのもまたいいものですね。
古いけれど新しい発見がいくつかありますから。人生短いし、そういう楽しみ方もいいかもしれません。
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2009/02/12 [Thu] 22:10:50 » E d i t
京極夏彦作品、しかも大作「鉄鼠の檻」を少しずつ読み始めました。
読書リハビリとしては少々重いのですが、読了後「読んだ」という満足感を得ることが出来れば次につながるのではないかという甘い考えからですが。しかし今から十年以上前に読んだというのに全く古さを感じさせませんね。元々昭和初期の物語ということもあり、最初から古い雰囲気を醸し出していたのですが、その古さというものが、少しも古くなっていないのです。古いのに古くない…、なんとも不可思議な評価ではありますが、そうとしか言えないわけです。

忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」……。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者――骨董屋・今川、老医師・久遠寺(くおんじ)、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹(きょさつ)=明慧寺(みょうけいじ)に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第4弾!

この紹介を読むと殺伐として雰囲気なのかなと思うかもしれませんが、そんなことはないんですね。この「百鬼夜行シリーズ」はなんといってもメインの登場人物たちが魅力的に描かれているので、どこか明るいんですね。
中野で古本屋「京極堂」を営む男、中禅寺秋彦。
「薔薇十字探偵社」の私立探偵、榎木津礼二郎。
小説家、関口 巽。
刑事、木場修太郎。
といった主要キャラクターたちが大活躍(?)するわけです。

シリーズ作品、それは小説でもテレビでも映画でもかまいません。
ある作品が面白かったから新作を読む。
すると前作のキャラクターが登場して活躍していて、懐かしい知人に再会したような気分になった体験はありませんか。
このシリーズは全部読んでいるのですが、途中の話を読み返すことで、また別の懐かしい思い出に触れるような気分になれるのですね。

そんなわけでかなりの長編なのでいつ読み終わることやら。
まあ、ゆっくり楽しみます。
自分が好きな本を読み返すことで、仕事とのバランスを取ります。
そのバランス感覚を崩していたような気がします。うん、きっとそうだ。

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2009/02/10 [Tue] 21:22:46 » E d i t
朝日新聞の書評欄にこの本が紹介されていたので久しぶりに読んでみました。
しかし1997年刊行の書籍がなぜ今。文庫化されたのですがそちらも絶版ですから。
この本は池澤先生による旅にまつわるエッセイ集です。
ボクは基本的に旅はしない人なのですが、紹介されている場所、正確には池澤先生が体験した思い出を読んでいると、実際にその場所に行きたくなりますね。

そういえば最近、全然本を読んでいないなあ、とこの本を読みながら思いました。
今年1年は通勤と仕事が忙しかったし、少しでも空いたがあると音楽と映画三昧という具合なんですよね。シアタールームの弊害かな。部屋に入るとついプロジェクターを。

ボクの場合は運良くシアタールーム兼書斎を持っているんですが、自分の部屋を持っている人ってどれくらいいるんでしょう。子供部屋は比較的確保しやすいかもしれませんが大人はどうなんでしょう。ボクは大人にこそ自分の部屋、大きくなくていいから自宅に自分の部屋=居場所があるというのは大切なことだと思いますね。もっとも大きな部屋を所有していても利用していないのでは意味ないですよね。そんなわけで今日も自室で音楽など。明日は休日、嬉しいな。
で、本は…。

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2009/02/03 [Tue] 23:47:51 » E d i t
カフェ・アプレミディやフリー・ソウルなどのオムニバスCDをこまめに購入もしくは聴いている人にとって優れた解説本になっています。ガイドブックほしかったんですね、実は。アルバムの曲紹介はもちろんのこと、当時の状況や橋本さんの日常が垣間見られるところがいいですね。
音楽誌は購入しなくてもいいですからこの本を一冊手元に置くだけでなんとなくいい音楽生活を送っているような気になります。いや、送っているのですけれど。

ただし、この本で紹介しているのはほんのごくわずか。
出来れば全シリーズの一枚一枚の曲について紹介して欲しかったですが、これも贅沢な希望なのかもしれません。

それにしても橋本さんの仕事ぶりには驚かされますね。
いい音楽なのに一般には知られることが少ない。
だから紹介するためにそういう場所を作った、ということなんでしょうね。
見習いたいものです。
実際に音楽を作っているわけではないのですが、音楽を紹介するという音楽的行為をしているということですね。マネしたくなります。とはいってもボクはここまで聴いていませんからとてもとても無理ですけれど。

読んでいたらますます橋本仕事追いかけたくなってきました。もっと追求してみようかな。

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2009/01/20 [Tue] 22:23:46 » E d i t
最近音楽雑誌を本当に購入しなくなっている。

もっとも音楽雑誌だけでなく、雑誌も本も驚くほど購入していないのだが。
その分貯金しているのかといえば、そんなことはなくて、別の使い道、例えばCDや、ブルーレイを購入しているのだけれど。
たまに購入するといえば音楽雑誌「マーキー」くらいか。
この雑誌はマニアックな音楽しか取り上げないので気に入っている。
CAPSULEなんてボクはこの雑誌で一番最初に知ったような気がするくらい。

ボクが音楽に興味がなくなったということではないと思う。
昨年末のCD枚数は4900枚を越えていたし、二年前に自分ではちょっと無理して購入したオーディオシステムは毎日稼動している。音楽と映像を充分に堪能したかったから防音室などを作ってしまったほどだ。

結局、音楽そのものではなく、音楽を取り巻く情報に辟易しているのだということなのだろう。
パフュームみたさにこの1年音楽番組を延々とチェックしつづけたが、音楽家そのものを追及する番組と、音楽を素材にしたバラエティー番組の二極化が進んでいるような気がする。
どちらが優れているかという比較は意味をなさないが、少なくても後者に関して言うならば、音楽は単なる素材のひとつでしかないような気がする。

ボクはアーティストの些細な日常などには興味がない。
興味があるのは音楽家が音楽の神と対峙し、ボクらに届けてくれる素晴らしい何かだけだ。

そういう意味で「レコードコレクターズ」という音楽雑誌は音楽を取り巻くくだらない情報から一歩離れ、客観的な視点から音楽というものを見つめているような気がする。なんといっても毎月書店で見かけるこの雑誌背表紙のアーティスト名にワクワクしてしまう。時々自分の好きなアーティストの名前を見かけるとなおさらのこと。そこに名前があるということは特集が組まれているということなのだから。しかも実に濃密な内容の記事が掲載されているのが確実だからだ。

とはいうものの、ボクは熱心な読者というわけではない。
その背表紙に好きなアーティストの名前が出ていれば購入するという読者にしかすぎない。
例えば、大瀧詠一関連であり、YMO関係であり、細野晴臣であるわけだ。
この雑誌の魅力は音楽雑誌にありがちなインタビューでアーティストを紹介する記事だけでなく、アルバム全曲ガイドであり、そのディスクから波及した他の音楽紹介だったりするわけだ。ボクはそういう音楽情報を求めている。

ボクにとって音楽雑誌は読み捨てられるものではなく、資料として残しておけるアーカイブのようなものだ。「レコードコレクターズ」という雑誌はそんな数少ない優れた雑誌だと思う。

ちなみに手元にある2004年4月号の特集は大瀧詠一。
ちょうどリリースされたナイアガラCMスペシャルにまつわる特集。
表紙のみならず、インタビュー、当日の音楽プロデューサー、大瀧CM評論、全曲ガイド、CM音楽概論、CM音楽アルバム選、はてはSP時代のCMソング、ナイアガラCMスペシャル広告と盛りだくさんの内容。

音楽情報はネットで仕入れることが多い昨今。
そんな中で音楽雑誌はどう生き残っていくのか…。大いに楽しみである。
やはり書店で音楽雑誌を購入するという行為はやめられない。

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